VS Codeの公式拡張機能“Hex Editor”を試してみたのでまとめです。
使ってみた感想としては、表示には便利だけど編集はややトリッキーって感じです。
インストール
よくある拡張機能と同じなので、特に迷うことはありません。
サイドメニューの拡張機能で、”hex”と検索するとトップに出てくるはずです。
バイナリファイルの表示
バイナリファイルを表示するのは簡単です。
VS Codeでバイナリファイルを開こうとすると、以下のような表示になるので、
「このまま開きますか?」をクリックしてください。
すると、エディターの選択肢に”Hex Editor”が出てくるはずなので、”Hex Editor”をクリックしてください。
これで、バイナリファイルが人間に読みやすい形で表示されるはずです。
表示設定は、左上の歯車マークから設定可能です。
(1行に何バイト表示するか・Decoded Textを表示するかどうか)
また、Ctrl+Fでいつもの検索機能が使用可能です。
(検索はバイナリ・Decoded Textのいずれも可)
バイナリファイルの編集
バイナリファイルを編集する場合は、操作が少しトリッキーです。
まず、コピーしたい文字を選択しCtrl + Cでコピーします。
(文字の選択は16進数・Decoded TextのどちらでもOKです)
次に、挿入したい場所にカーソルを合わせてCtrl + Vで張り付けます。
これで、Insert(またはReplace)をクリックすればバイナリファイルに編集結果が反映されます。
また、リドゥ/アンドゥ(Ctr+Z/Ctrl+Y)操作に対応しているので、ちょっと操作をミスっても安心です。
「使いやすいんか?」と言われると、まあ使いにくいですが、ちょっとした作業であればアリかなと思います。
ただ、以下の操作はできません。。。
- 直接入力
- 削除
- 検索・置換機能での置換
終わりに
編集操作は少しトリッキーですが、VS Code上でバイナリファイルを表示・編集できるのはGoodですね。
専用のエディタ入れるほどじゃないけどバイナリファイルを表示・編集したい!
という私のようなニッチ層にはそこそこ便利な拡張機能ではないかと思いました。
コメント
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