皆さんは画面キャプチャーを行う際、どのようなソフトを利用していますか?
WindowsデフォルトのSnipping Toolであったり、PCゲームをされている方であればWin + Gのゲームバーや、Alt + ZのGeForce Experienceを使っているという場合も多いと思います。
これらはいずれも無料で使えますが、使いにくさを感じる部分はありませんか?
マルチディスプレイ未対応だったり、4Kキャプチャ不可だったり、オーバーレイ表示が録画に映りこんでしまったり…etc
そういった、デフォルトの画面キャプチャーで不便を感じている方に今回オススメしたいのが
EaseUS RecExperts
です。
私がこのソフトを推すポイントは
「分かり易い日本語UI」
「4K/144FPS対応※」
「オーバーレイ/ウォーターマーク無し」
「PCでも縦画面録画が簡単」
です。
※もちろんPCスペックによります。
「でもお高いんでしょう?」
「無料版だとロゴが表示されるパティーンね、知ってる知ってる」
と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。
上で紹介した機能は全部「無料」で使えるんです◎
まあ、もちろん無料版の制限は存在していて、キャプチャ時間の上限が1分となっています。
※有料版(2,629円)だとこの制限が無く、更に高機能な録画もできるのですがこの記事では取り扱いません。詳しくは公式の比較ページを参照してください。
「ゲーム動画撮影にオススメ」というタイトルになっているのはこれが理由ですね。
(というかYouTube Short動画向けなら無料版で十分じゃねって思ってる)
比較的長時間になりがちなゲーム実況が目的であれば他のソフトやこのソフトの有料版が選択肢となってくるでしょう。
あと今回の記事では触れませんが、以下のようなことも無料で出来るらしいです。これは公式さんの方で解説記事が上がっているのでそちらをご覧ください。
・【2023】Windows/MacでZoom会議を許可なし画面録画する方法
・ハウツー|PCでSwitchのゲームプレイを録画&編集
・[7選]2023更新:YouTubeライブ配信を録画する方法(Windows/Mac/Android/iPhone)
この記事では、無料版でここまで出来るんだぜ?っていうのを掘り下げていきたいと思います。
1.インストール方法
インストールは超簡単で、公式サイトから無料版をダウンロードしてインストーラーを実行するだけです。
無料版のダウンロードでメールアドレスとかを聞かれることもありません。(地味に嬉しい!)
インストーラー自体もシンプルな設計で、言語とインストール先を選んで「今すぐインストール」を押せば完了です。
私の環境だと、1分くらいでインストールが完了しました。
2.画面のキャプチャ
インストールが完了するとこのソフトのメイン画面が開くと思います。
全て日本語で、比較的分かり易いインターフェースだとは思いますが、一応ゲーム画面をキャプチャする方法を何パターンか紹介していきます。
フルスクリーンでキャプチャする場合
たいていの人はPCゲームをフルスクリーンでプレイしてそれをキャプチャする、という使い方だと思います。
その場合はとても簡単で、キャプチャするディスプレイを選択し「REC」を実行するだけです。
※左上に録画中のFPS等がオーバーレイ表示されますが、録画した映像には含めないようにできるので安心です。
ゲームウィンドウ(16:9)をキャプチャする場合
ゲームウィンドウのみをキャプチャしたい、という場合は「ゲーム録画」のタブで該当するウィンドウを選択し、「REC」を実行します。
ウィンドウでキャプチャする場合、ディスプレイと同じアスペクト比(たいていの場合は16:9)でないと、キャプチャ映像が引き伸ばされたり、縮められたりするので注意が必要です。
ウィンドウのアスペクト比を上手く設定できない場合等は、次の「エリア」を選択して録画する方法を試してみてください。
縦動画(Short向け等)をキャプチャする場合
最近はYouTube Shortでゲーム動画を出す人も多くなってきたと思いますが、縦(9:16)にゲームウィンドウを設定して、キャプチャできたらShort向け動画に便利だと思いませんか?
このソフトは16:9以外のアスペクト比でも録画ができます◎
方法は簡単で、「画面録画」タブで「エリア」を選択し、録画したいエリアを選択するだけです。
この時、「エリア選択」はよくある手動の四角形で選択する方法で出来るのですが、キャプチャしたいウィンドウをクリックすると自動でその枠に設定してくれるのでオススメです。
事前にゲームウィンドウを9:16に設定してから「エリア」を選択するとクリック一つで縦動画用の設定ができるので便利です。
かなりレアケースだとは思いますが、ゲームウィンドウと別の何かを一緒に録画したいという場合や、ゲームウィンドウのアスペクト比が変な場合も同じ方法で対応可能です。
※このソフトは横配置のディスプレイにしか対応していないようで、ディスプレイが縦や斜めで設定されているとこの方法でもキャプチャが上手くできないのでご注意ください。
(公式サイトに特に言及が無かったのでおま環の可能性もあり)
3.画面キャプチャの設定
このソフトのメイン画面右上にある設定ボタンでキャプチャの詳細設定ができます。
よくあるフレームレートや音声品質の設定もここで出来ますが、それは見れば分かるのでここでは省略しましょう。
(ありがたいことにフル日本語UI対応ですしね!)
設定の中で私が特に注目しているのは以下の部分です。
・「デスクトップアイコンを隠す」
・「タスクバーを自動で非表示にする」
・「マウスカーソルのハイライト表示」
もちろん自分で設定したり、別のソフトを入れればどうとでもなる話なのですが、録画時に毎回設定するというのは面倒で…
このソフトを使えば録画中だけ設定されるので割と便利な部分です。
終わりに
今回はPCゲーム録画向けのオススメキャプチャソフトということで、EaseUS RecExpertsを紹介させてもらいました。
無料版でキャプチャ機能自体はほぼ全て使えるので、既存のキャプチャソフトに不満があるという人は試してみる価値アリです◎
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