よくある仕様…かどうかは分かりませんが、
「画像クリックでその画像をダウンロードする」
というのは実はHTMLだけで簡単に実装できます。
今回は本当に簡単なので早速サンプルコードです。
サンプルコード
<!-- クリックするとダウンロードできる画像の例 -->
<html>
<body>
<!-- aタグ
href:画像のURL
download:ダウンロード時のファイル名
-->
<a href="/hoge/sample.jpg" download="sample.jpg">
<!-- imgタグ
aタグ内に書くと画像がリンクになる
-->
<img src="/hoge/sample.jpg">
</a>
</body>
</html>
URL(/hoge/sample.jpgの部分)を置き換えればコピペで使えると思います。
※なお、ブラウザーがダウンロードをどのように扱うかは、ブラウザー、ユーザーの設定、その他の要因によって異なるのでご注意ください。
解説的な何か
上記コードのコメントに一通り書いたつもりですが、一応解説しておきます。
今回の仕組みのポイントは2つです。
1つ目は、リンククリックでダウンロードを行う点です。
アンカーつまり他要素へのハイパーリンクは<a>タグ
で書くことができるのですが、<a>タグ
にはdownload
という属性が存在します。
これを設定すると、リンクをクリックした際にダウンロードさせることが可能となります。
2つ目は、リンクを文字列ではなく画像に設定する点です。
例えば<a>aaa</a>
等と記載するとaaaがリンクになるのですが、<a></a>
の中に画像つまり<img>タグ
を設定すると画像がリンクとなります。
この2つを組み合わせると、「画像クリックでその画像をダウンロードする」が実現できるようになります。
今回の記事は以上となります。
参考
: アンカー要素 - HTML: ハイパーテキストマークアップ言語 | MDN
は HTML の要素(アンカー要素)で、href 属性を用いて、別のウェブページ、ファイル、メールアドレス、同一ページ内の場所、または他の URL へのハイパーリンクを作成します。
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